著者:一般社団法人埼玉県塗装職人協会 代表理事・中西祐介
新築住宅には引き渡しから10年間の瑕疵担保責任がありますが、それを過ぎると保証がなくなってしまいます。そこで、多くのハウスメーカーは「保証延長サービス」を提供していますが、その条件として高額な屋根・外壁の塗装工事を求められることが一般的です。たとえば、30坪の住宅で300万円〜500万円の塗装工事が必要になるケースもあります。
瑕疵担保責任とは?
瑕疵担保責任とは、新築住宅において構造上の欠陥(瑕疵)が発生した場合、施工会社や売主が修繕の責任を負う制度です。住宅品質確保促進法(品確法)に基づき、新築住宅では引き渡しから10年間、基礎や柱、屋根などの重要な部分について瑕疵が見つかった場合、無償で修理を求めることができます。しかし、10年を過ぎるとこの法的な保証は終了するため、延長保証や瑕疵保険の活用が必要になります。
しかしながら、一般的な屋根・外壁の塗装費用は坪あたり3万円前後+付帯部分。つまり、同じ30坪の家でも、自分で塗装業者に依頼すれば約120万円で済みます。

「ハウスメーカーの保証延長って本当にお得なの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
多くの方が、「家の保証がなくなるのは不安だから、高額でもハウスメーカーの保証延長を選ぶしかない」と思い込んでいます。
しかしながら、実際にはハウスメーカーの延長保証には次のような問題点があります。
・費用が高すぎる:塗装工事だけで300万円以上かかることも。
・保証内容が曖昧:小さなトラブルは保証対象外になることが多い。
・ 独自基準の縛り:保証のためのメンテナンス工事が必須で、その費用が割高。
一方で、延長瑕疵保険を利用すれば、ハウスメーカーの保証と同様の安心をより安価に得ることができます。
延長瑕疵保険を活用することで、無駄なコストをかけずに住宅の保証を継続できます。

延長瑕疵保険のメリット
➀コスト削減:
・自分で相場価格の塗装業者に依頼すれば、工事費は30坪で120万円程度。
・さらに延長瑕疵保険の加入費用は10万円未満。
・合計130万円程度で保証を延長可能。
➁第三者機関の保証で安心:
・延長瑕疵保険は、公正な第三者機関が保証するため、メーカー独自の基準に縛られない。
・必要なメンテナンスを行うことで長期的な保証が受けられる。
➂透明性の高い保証:
・ハウスメーカーの延長保証は独自基準で審査されるが、延長瑕疵保険は客観的な基準で審査される。
・小さな不具合でも適用される可能性が高い。

もしハウスメーカーの保証をつけていて外壁・屋根の塗装を検討中の場合・・・
✅ 無駄なコストを抑えながら住宅の保証を延長したい
✅ ハウスメーカーの高額な塗装工事に疑問を感じている
✅ 信頼できる第三者の保証を受けたい
と考えているなら、「延長瑕疵保険+相場価格の塗装工事」がベストな選択です。

ハウスメーカーの延長保証が本当に必要かどうか、一度検討してみませんか?
埼玉県塗装職人協会では、延長瑕疵保険をつけることが可能です。 塗装工事を検討されている方は、コストを抑えながら安心できる保証を確保するために、ぜひお問い合わせください。
とはいえ、まだ塗装工事が必要ないかもしれません。 埼玉県塗装職人協会では、無料診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。
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