著者：一般社団法人埼玉県塗装職人協会 代表理事・中西祐介
屋根は普段なかなか目にすることができません。だからこそ、「今どんな状態になっているのか？」を知ることが重要です。しかし、自分で屋根に登って確認するのは非常に危険。専門知識がないと、劣化のサインを見逃す可能性もあります。
１.屋根を放置するとこんなリスクが！
➀雨漏りの原因になる
· 瓦やスレートのズレ、ひび割れが発生していると、そこから雨水が浸入。
· そのまま放置すると、家の構造部分が腐食し、大規模な修繕が必要になることも。
➁塗膜の劣化で防水性能が低下
· 屋根の塗装は防水性能を維持する役割を持っています。
· しかし、劣化したまま放置すると、屋根材が直接ダメージを受け、修理費用が高額に。
➂台風や強風で屋根材が飛ばされる危険
· 経年劣化した屋根材は、強風や台風で剥がれやすくなる。
· 近隣の住宅や車に被害を与えるリスクも。
２.放置してしまうと、後々大きな修繕費用がかかってしまう可能性が！
でも、自分で屋根を確認するのは危険です！
「自分で屋根の状態を見てみよう」と思う方もいるかもしれませんが、実際には大きなリスクがあります。
⚠ 屋根の上は滑りやすく、転落事故の危険がある ⚠ 素人では劣化の進行具合を正確に判断できない ⚠ 無理に点検しようとして屋根を傷つけることも
だからこそ、安全に、そして正確に診断してもらうことが大切です。
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