著者:代表理事・中西祐介 。慶応義塾大学大学院修了。宅建士。金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。 実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。 適正価格・高品質な施工を徹底し安心できる塗装をお届けします。
1.外壁塗装と断熱性能の関係とは?
近年、外壁塗装を行う際に「断熱性を高めたい」というご相談をよくいただきます。特にさいたま市のような気温差のある地域では、夏の暑さ・冬の寒さ対策として断熱改修が重要です。
断熱方法にはさまざまありますが、特に「充填断熱(じゅうてんだんねつ)」と「外張り断熱(そとばりだんねつ)」の2つが代表的です。本記事では、それぞれの違いと、外壁塗装とあわせて考えるべき断熱リフォームのポイントを解説します。

2.充填断熱とは?

充填断熱とは、柱と柱の間に断熱材を詰め込む工法で、住宅の構造内部に断熱材を入れるため「内断熱」とも呼ばれます。
特徴
- 新築住宅では標準的な断熱方法
- リフォームでも対応可能だが、壁を壊す必要がある
- 内部の温度を保ちやすいが、**熱橋(ヒートブリッジ)**ができやすい
- メリット
- 工法が確立されており、対応できる業者が多い
- コストが比較的安い
デメリット
- 柱や梁によって断熱の連続性が損なわれることがある
- 湿気がこもるとカビや劣化の原因になる
<内断熱>

<内断熱用・グラスウール>

<内断熱用・ロックウォール>

<内断熱用・発泡系板状>

<内断熱用・発泡ウレタン吹付>

<内断熱用・セルロースファイバー吹付>

3.外張り断熱とは?

外張り断熱は、建物の外側から断熱材を張り付けて家全体を覆う工法です。いわば住宅全体を“断熱材のコート”で包むイメージです。
特徴
- 外側からの施工のため、室内に影響が少ない
- 熱橋ができにくく、断熱性能が高い
メリット
- 高い断熱効果と気密性を確保できる
- 外壁の劣化を抑える効果もある
- 内部の間取りを変更しなくて済む
デメリット
- 施工費用がやや高め
- 施工技術にバラつきがあり、信頼できる業者選びが重要
4.外壁塗装と一緒に断熱リフォームするメリット
外壁塗装を行うタイミングで外張り断熱を検討するのは非常に効率的かつ経済的です。足場の設置費用が共通で済むため、コストを抑えながら住宅性能をアップできます。
また、断熱性能の向上は、光熱費の削減だけでなく、室内環境の快適性や結露の防止、建物の耐久性向上にもつながります。
<外張り断熱>

5.まとめ|さいたま市での断熱リフォームは信頼できる塗装業者に相談を
外壁塗装の際に「ただ塗るだけ」ではなく、断熱性能にもこだわることが家全体の快適性を高めるカギです。
特にさいたま市で断熱リフォームをご検討中の方は、ぜひ地元の実績ある塗装業者にご相談ください。
埼玉県塗装職人協会では、適正価格・高品質な塗装に加え、断熱材の選定や施工についても専門的なアドバイスをご提供しています。


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