著者:代表理事・中西祐介 。慶応義塾大学大学院修了。宅建士。金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。 実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。 適正価格・高品質な施工を徹底し安心できる塗装をお届けします。
住宅の外壁は、見た目の印象だけでなく、建物を風雨や紫外線から守る大切な役割を果たしています。その外壁に使われている**「外壁材」**にはさまざまな種類があり、素材ごとに特徴や耐久性、メンテナンス方法が異なります。
この記事では、さいたま市で住宅の外壁塗装を検討されている方に向けて、代表的な外壁材の種類とその特徴をわかりやすくご紹介します。
外壁素材の種類に関する完全ガイド – 埼玉県塗装職人協会ラボ
1.主な外壁材の種類と特徴
(1)サイディング(窯業系・金属系)
■ 窯業系サイディング
現在、日本の住宅で最も多く採用されている外壁材です。セメントに繊維質を加えて成型されたもので、デザインのバリエーションが豊富で、比較的コストパフォーマンスにも優れています。
しかし、吸水性が高いため定期的な塗装による防水メンテナンスが必須です。

■ 金属系サイディング
ガルバリウム鋼板などを使用した金属製の外壁材。軽量で耐久性が高く、断熱材との一体化製品が多いのが特徴です。サビやキズに注意する必要がありますが、適切な塗装で長寿命が期待できます。

(2)モルタル外壁(リシン・スタッコ・吹き付けタイルなど)
昔ながらの外壁材で、セメントと砂を混ぜたモルタルを塗って仕上げる工法です。自由度の高いデザイン性が魅力ですが、ひび割れ(クラック)が起きやすいため、定期的な点検と補修が必要です。
塗装によって防水性・耐候性を維持することが非常に重要です。

(3)ALC(軽量気泡コンクリート)
ALCは耐火性・断熱性に優れた外壁材で、主に中高層住宅やビルなどにも使われます。耐久性は高いですが吸水性があるため、塗装による防水性の維持が重要です。また、ALC専用の弾性塗料や下塗り材を選定する必要があります。

(4)タイル外壁
高級感と重厚感があり、メンテナンスフリーと思われがちですが、実際は目地の劣化やタイルの浮き・剥がれなどに注意が必要です。外壁塗装というよりは、目地のシーリング補修やタイルの部分張り替えが主なメンテナンス手法となります。

(5)外壁材ごとの塗装時期の目安
外壁材の種類 | 塗装の目安年数 |
窯業系サイディング | 約7〜10年 |
金属系サイディング | 約10〜15年 |
モルタル外壁 | 約8〜12年 |
ALC外壁 | 約10〜15年 |
タイル外壁(目地) | 約10年 |
*上記は塗料を耐久性と費用のバランスが良いシリコンにする場合のも適切な塗装時期年数です。塗料の種類により変動します。
*建物の立地、環境によっても変動します。
*適切な塗装時期と建物自体の耐久性、劣化速度は全く異なります。

6.まとめ|塗装前に「自宅の外壁材」を知ることが大切
外壁材の種類によって、塗料の選定や施工方法、メンテナンスサイクルは大きく異なります。
さいたま市で外壁塗装をご検討中の方は、まずは現在の外壁材の種類を正しく把握することが大切です。
私たち埼玉県塗装職人協会では、現地調査のうえで最適な塗料・施工方法をご提案いたします。
「うちの壁は何でできてるの?」という疑問にも丁寧にお答えいたしますので、ぜひ無料相談をご活用ください。




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