2025.05.04

外壁塗装で失敗しない！信頼できる業者選び7つのチェックポイント

著者：代表理事・中西祐介。慶応義塾大学大学院修了。宅建士。金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。適正価格・高品質な施工を徹底し安心できる塗装をお届けします。

住宅リフォームの中でも、外壁塗装は「費用が高い」「工事の良し悪しが分かりづらい」など、失敗のリスクが高い分野です。特に訪問販売によるトラブルは後を絶たず、国民生活センターにも多数の相談が寄せられています。、実際に工事で困ったという声も寄せられています。

手抜き工事の事例紹介 – 【公式】埼玉県塗装職人協会

手抜き工事の事例紹介

よくある外壁塗装トラブル事例と原因の紹介 – 埼玉県塗装職人協会ラボ

よくある外壁塗装トラブル事例と原因の紹介

【＜要注意＞こんな営業にはご注意ください】

– 「近くで工事していたら、お宅の屋根が壊れているのが見えた」

– 「今だけ大幅値引きができます！」

– 「このまま放置すると大変なことになります」

こうした“突然の訪問”“不安を煽る”“即決を迫る”などの手法は典型的なトラブルの元です。外壁塗装は業者選びで8割が決まるとも言われています。下記の7つのポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。

Point 1｜地域密着型の業者かどうか

トラブル時にすぐ駆けつけてくれる安心感が欲しいです。地元の施工店は、施工後の万が一のトラブルにも迅速に対応してくれる可能性が高く、責任感のある対応が期待できます。また、地域の評判が命ですので、いい加減な仕事はできません。

Point 2｜事前の調査・点検が丁寧か

細部までしっかり調査してくれる姿勢をチェックしてください。調査時間が極端に短かったり、屋根を見もせずに「すぐ直した方がいい」と言う業者には注意が必要です。丁寧な業者は30分〜1時間かけて、隅々まで確認します。

Point 3｜施工実績・技術があるか

経験と実績は最大の信用です。過去の施工事例を写真やデータで見せてくれる業者は、自信と透明性のある証拠です。また、メリットだけでなくデメリットや注意点もきちんと説明してくれるかも重要なポイントです。

Point 4｜書面での明確な提示があるか

見積もり・契約・保証書を必ず確認してください。「一式」など曖昧な表現が多い見積もりには注意が必要で、材料・工程・保証内容などが細かく記載されているかを確認してください。必要な事が記載された契約書は必須です。

Point 5｜損害賠償保険に加入しているか

業者が万が一の事故や損害に備えているかを確認してください。工事中の事故や破損に備えて「建設業者総合賠償責任保険」に加入している業者は信頼できます。保険に未加入の業者は、万が一の際に対応が困難なケースもあります。

Point 6｜必要な資格・認定を持っているか

資格は信頼の証です。特に石綿調査は義務化されています。業者が、建設業許可、外装劣化診断士、施工管理技士、建築士などの国家資格の有無をチェックしてください。また、2023年10月以降、アスベスト事前調査が義務化され、対応には「建築物石綿含有建材調査者」の資格が必要です。塗料メーカー認定施工店であれば、さらに安心です。

Point 7｜アフターフォロー・保証がしっかりしているか

施工後の安心までサポートできるかどうかを確認してください。「施工後の定期点検はあるか」「保証は何年か」「不具合時の連絡方法や対応スピードはどうか」などを必ず確認しましょう。口コミや評判も参考になります。

外壁塗装は、一度失敗すると金銭的にも精神的にも大きなダメージになります。後悔しない業者選びのために「この人なら任せられる」と納得できるまで、じっくり比較・検討してください。埼玉県塗装職人協会では、塗装・リフォーム工事に関する相談や業者の紹介も行っています。埼玉県内で安心して塗装を任せたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。