2025.05.14

多くの人が大事な自宅の外壁塗装を「先送り」するワケ

著者：一般社団法人埼玉県塗装職人協会　　理事・北地隆男。

家の外壁・屋根をそろそろ塗り替えしなくては・・・「正しいタイミングで塗り替えするのがベスト」であることは解かっている。そして「安心できるリーズナブルな塗装店」も見つかりそうだ・・・でもなぜか工事を発注する気にはならない。なぜでしょうか？

外壁塗装を「先送り」するワケは、多くの方にとって外壁塗装は先送り対象でしょう。大きな理由として外壁塗装はモチベーションが上がらないからです。一方でキッチンやお風呂場のリフォームであれば、快適になることを想像して「興奮」します。

しかしながら外壁塗装は多くの方にとって「真新しくなって嬉しい」より「支出」が上回ります。得られる興奮に比べて支出の方が大きくどちらかと言えば「やらなくてはならない」からやるとなるかと思います。皆様の思考はモチベーションが上がらないので考えたくないし、面倒臭い・・・楽しさを想像しにくいのかもしれません。

勿論、大事な自宅の劣化を防がなくてはならないう最優先でしょう。ですが、ちょっと視点を変えてみてください。たとえば、家の外壁が美しく生まれ変わったときの光景を想像してみてください。

◆朝、玄関を開けた瞬間に目に飛び込んでくる、ツヤのある美しい外壁。

◆帰宅したとき、「あれ？うちってこんなに立派だったっけ」と思わず嬉しくなる感覚。

◆近所の人に「外壁、塗り替えたんですね！すごく綺麗ですね」と声をかけられる、ちょっとした誇らしさ。

◆子どもが「なんか新しいおうちに来たみたい！」とはしゃぐ笑顔。

◆休日に家の前でふと眺めて、「やってよかったな」としみじみ思う瞬間。

◆写真を撮るときに、背景の我が家が絵になるような存在感を放つ誇り。

◆親戚や友人を呼んだとき、「すごくきれいなおうちだね」と言われる嬉しさ。

◆これから先10年、安心して住み続けられるという、目に見えない“安心感”と“未来への備え”。

外壁塗装をやることで、「見慣れた我が家」が、「自慢の我が家」に変わる瞬間でもあります。単なる修繕ではなく、「家族の気分」や「暮らしの質」まで塗り替えてくれる、そんな力を持っています。もちろん費用はかかります。ですが、それを上回る満足感や安心感！そして「これからもこの家と一緒に生きていく」という前向きな気持ちが手に入るとしたら・・・外壁塗装は、「ワクワクを取り戻すための投資」であることは間違いありません。

お金がないから外壁塗装できない。それでも放置していいのか？ – 【公式】埼玉県塗装職人協会

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