著者:一般社団法人埼玉県塗装職人協会 理事・北地隆男。
近年、外壁塗装業界では省エネ性能や耐久性を高めるために、ナノテクノロジーや自浄作用、高反射、低VOCなどの先進技術が導入されています。こうした技術は、地球温暖化対策や建物の長寿命化という課題に応え、国内最大手の塗料メーカーである日本ペイントや関西ペイント*などでは、最新の素材科学やナノテクノロジーを応用した製品が次々と開発されています。
*埼玉県塗装職人協会では関西ペイントの塗料を使用しています。
気候変動や災害リスクの増大により、建物の耐候性や安全性への関心も高まり、紫外線カットや防汚機能など、新たな付加価値が求められるようになりました。これにより、従来の塗料では対応できなかった問題に応える技術が次々と実用化されています。

1.新しい技術と特徴
ナノ粒子による耐候性向上を利用したナノテクのロジー塗料、太陽光や雨水を利用する自浄機能塗料、太陽光を反射する高反射塗料、VOC(揮発性有機化合物)排出を抑えた低VOC塗料、などが登場しています。これらは、外観の長期維持やメンテナンス負担の軽減に寄与するだけでなく、国土交通省や自治体の補助制度の後押しもあり、今後の市場拡大が期待されています。

2.高性能塗料の特徴と効果
太陽光の反射・断熱機能により冷暖房負荷を最大抑制したり、特殊顔料や微細構造により室温の安定化を促進することで室温安定効果で冷暖房負荷を軽減するど、高性能塗料は省エネ性が大きな特長です。また耐候性や塗膜の硬度の向上により、メンテナンス周期を長くできる製品も登場しています。これにより、定期的な再施工が不要になり、総合的な維持コストを削減できたり長期的な耐久性を確保できる特徴があります。

3.まとめ
外壁塗装における技術革新は建物の美観維持やコスト削減だけでなく、資産価値向上にもつながる重要な要素となっているため、外壁塗装業界では塗料の面からも技術レベルは様変わりしています。埼玉県塗装職人協会ではこういった最新技術のアップデートにも努めています。

一般社団法人 埼玉県塗装職人協会では、中立的な立場から、お客様に安心できる塗装のご相談を承っております。「どの業者に頼めばいいか分からない」「見積もりが妥当かどうか見てほしい」という方は、発注の可能性に関係なく一度お問い合わせください。無理な営業は一切いたしませんので、「ちょっと気になるな…」くらいでもお気軽にご相談頂いても結構です。




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